WHERE社が考えるIoT

IoTの空間イメージ「TAN(Things of Network)」

1992年の商用化から四半世紀が経過し、インターネットは想像を超えて急拡張しました。しかし、それは人間のためのインフラ。人々のコミュニケーションを支えるものでした。

今から構築していくのは、人間ではなく、機械(モノ Things)のインターネット。コンテンツも、単位情報量も、頻度やタイミングも、従来とは異なります。何よりも全体数が違います。人間は100億、機械は100兆とも、1京ともいわれ、今も増え続けています。

それでは、機械(モノ)はどこに存在しているのか? 確かに機械(モノ)はグローブ(地表)上に等しく分散しているようにみえますが、実はその大半が建物・建屋の内部に集中しています。そして、それらは類似した目的を持っています。

こうした中で、世界一斉に機械(モノ)のインターネットの構築が始まりました。利用条件を満たす廉価で安定的な通信規格が採用され始めていますが、もう一つ、あまり注目されていない条件があります。それが「領域・範囲(range)」です。

我々が考えるモノのインターネットは、まずモノが集中する建物・建屋をカバーする数ha程度のネットワークが構成されており、それを基本単位として横並びに、あるいはスター型にネットワークを接続していくというものです。この基本単位が「TAN(Things of Network)」です。

TANとは、オフィスや商業施設、地下街、建築現場、トンネルといった限られた建物・建屋空間に張り巡らされる機械端末間ネットワークのことです。異系統でバラバラの機械端末(モノ Things)同士が同一プロトコルで相互通信を行い、当該ネットワーク固有のエッジコンピュータ等で自律的な空間環境制御や機械間制御を行います。外部とはゲートウェイで接続されます。必要な場合を除いて、クラウド等には接続する必要はありません。

そして次世代ビーコンEXBeaconは、TANを実現する最適な通信規格を持つものです。

 

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