ファーレ立川アートナビを支えるメッシュ型ビーコンプラットフォーム

概要

「ファーレ立川アート」は、多摩モノレール立川北駅近く、5.9 ヘクタールのオフィス街に設置された、36 カ国 92 人のアーティストによるパブリックアートです。車路壁、歩道の舗石、排気口や点検口、サイン、照明、車止めといった都市の機能をアート化した作品 109 点が設置されています。直接アートを感じ、探して楽しむことができるように、作品にはキャプション(説明板)を付けていないのも特徴です。
WHEREは立川市から説明板のない「ファーレ立川アート」の作品を解説するアプリの開発を受託するとともに、共同で、これまで個別管理の必要のあったビーコンに、相互通信機能を付加することによる、遠隔操作と一元管理の実用性を検証する実証実験を実施することとしました。屋外でのメッシュ型ビーコンの実用化に向けた実証実験は日本初となります。

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ファーレ立川アートナビの概要

「ファーレ立川アート」を、画像、音声、動画で作品解説(美術館や博物館の作品ガイドの野外版のイメージ)するもので、作品周辺にビーコンを設置し、測位情報と解説情報を取得するとともに、外国人向けに多言語(英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語)対応、またオフラインにも対応します。

EXBeaconプラットフォーム実証実験

ファーレ立川地区はビルの谷間にあり、GPSの精度が出にくい環境にあります。一方、パブリックアートは場所により1mピッチに設置されているところもあり、しっかりしたガイドを行うためには、GPSを保管するビーコンの設置が必要となりました。
そこで、リチウム電池で駆動するビーコン(EXBeacon)を80個設置しました(下図参照)。この際、問題となるのは電池の消耗による交換など維持管理ですが、メッシュ型ビーコンEXBeaconは相互通信機能を備えており、遠隔での状態監視が容易にできます。
なお、EXBeaconプラットフォームの維持管理は、実証実験後、立川市様が実施されています。